エキゾチックアニマルの健康維持は日頃の観察と適切な飼育管理が必要です。
一般的に犬猫を除く、フェレット、ウサギ、モルモット、ハムスター、インコ、カメなど様々な種類の動物のことをエキゾチックアニマルといいます。
近年、マンションなどの住宅環境にも関係して、エキゾチックアニマルを飼育される方は急速に増え、動物病院へ来院される数も増加していますが、犬や猫に比べ、ペットとしての歴史が浅いエキゾチックアニマルの中には未だ生態も不明で、飼育方法や治療方法も未解明な種類もたくさんいるのが現状です。
また、犬や猫とは飼育管理の条件がかなり異なっていることから、十分な飼育環境が整えられずに病気になってしまうことも少なくありません。
エキゾチックアニマルに関する獣医療はまだまだ未発展の部分が多いのです。
更に、飼主様が何かおかしいと気付いた時には病状がかなり進行している可能性があります。なぜなら、生態系の中では比較的弱い立場にいる動物が多く、本能的に病気を隠す傾向があるのです。
このため、普段からその動物の最も身近にいる飼主様の健康状態の観察と、少しでも異常があればご来院いただくという飼主様の協力が非常に重要となります。
当院ではその動物にあった飼育方法の相談や、早期診断・早期治療のための獣医療情報をアップデートしながら診療を行っています。
また、常に犬や猫の最新の治療法や情報を取り入れ、エキゾチックアニマルに関しても可能な限り、満足度の高い医療を提供できるよう努力していきます。
少しでも気になること、疑問に思うことなどあればお気軽にご相談ください。
当院で診察可能なエキゾチックアニマル
- 小型哺乳類
- ウサギ、フェレット、モルモット、チンチラ、プレーリードッグ、ジリス、ハムスター、ラット、スナネズミ、デグー、リス、フクロモモンガ、ハリネズミ等
- 鳥類
- セキセイインコ、オカメインコ、コザクラインコ、ボタンインコ、文鳥等
- 爬虫類
- リクガメ、ミズガメ、ヒョウモントカゲモドキ 、フトアゴヒゲトカゲ等