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犬と猫の健康診断の重要性|愛犬・愛猫の健康のために2024年03月15日

愛犬や愛猫が健康で長生きするためには、飼い主様による適切なケアが不可欠です。
その中心となるのが、定期的な健康診断の実施です。人間のように自らの体調不良を言葉で伝えられない犬や猫にとって、潜在的な健康問題を早期に発見し、適切な治療をすることが、健やかな生活を送る上で極めて重要になります。

この記事では、犬と猫の健康診断の重要性について、その目的、受けるべき頻度、および診断内容の概要をご紹介します。

■目次
1.健康診断の重要性
2.健康診断の項目や内容
3.定期健診の頻度|毎年受けないとだめなの?
4.まとめ

健康診断の重要性


犬や猫は人間と比べて歳をとるのがずっと早いといわれており、犬も猫も7歳を過ぎるとシニア期に入ります。

犬や猫は体調不良を言葉や態度で示すことが難しく、痛みや弱さを隠す本能があるため病気や老化が進んでいても、飼い主様が気付きにくいことがあります。
このように、病気や老化が進行しやすい特性を考慮すると、人間以上に定期的な健康チェックが必要不可欠といえます。

更に、犬や猫の健康状態には個々に差があり、一概にすべての個体に当てはまる診断結果が出るわけではありません。若いうちから定期的に健康診断を受けることで、健康時の基準値と将来的に健康が悪化した際の数値を比較することが可能になり、これにより病気の早期発見に役立てられるため、飼い主様としても安心できるのではないでしょうか。

 

健康診断の項目や内容


犬や猫の健康診断では、全身を網羅的にチェックすることで、早期に健康問題を発見し、適切な治療や予防策を講じることが可能になります。
健康診断では、以下のような検査を行います。

身体検査:視診や聴診、触診により、目や皮膚、歯、リンパ節などの状態や心臓の音などをチェックします。
尿検査:尿の性状や、尿中の物質について調べます。
便検査:便の中に病原性をもつ寄生虫、原虫、細菌等が紛れていないか確認します。
血液検査:肝臓や腎臓などの状態や、血球数をチェックします。
レントゲン検査:胸部や腹部臓器のサイズや形、その他異常な陰影がないか確認します。
超音波検査:心臓や腹部臓器の状態を調べます。

検査を通じて、目や皮膚、歯の健康状態、内臓の機能、血液の状態、骨や関節の問題など、健康状態を幅広く評価します
これらの検査結果を基に、飼い主様には愛犬愛猫の健康管理に関する具体的なアドバイスをさせていただきます。

 

定期健診の頻度|毎年受けないとだめなの?


健康診断の頻度は、犬や猫の年齢や健康状態、過去の病気などによって異なります。
一般的には、若い犬や猫には年に1回の健康診断が推奨されており、高齢になると病気のリスクが高まるため、シニア期の犬や猫(7歳以上)には半年に1回の定期健診が推奨されています。

しかし個々の健康状態や生活環境に応じて、より頻繁な健康診断が必要な場合もあります。獣医師と相談し、愛犬、愛猫に最適な健康管理計画を立てることが重要です。

 

まとめ


健康診断は、愛犬や愛猫が健康で幸せな生活を送るためには重要です。定期的な健康診断によって、病気の早期発見と治療、健康状態の維持が可能になります。
愛犬、愛猫がいつも健康でいられるように、年齢や体調に合わせた健康診断を心がけることが大切です。

 

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