〒285-0854千葉県佐倉市上座684-1 エステート弐番館102号

043-235-7835
お電話対応時間 9:00~19:00
(水曜・祝日と日曜午後休診)


最新情報

佐倉市でエキゾチックアニマルの診療をご希望の飼い主様へ|ウサギ・フェレット・ハムスター・小鳥・爬虫類などにも対応しています2025年06月01日

近年、ウサギやフェレット、ハムスター、小鳥、爬虫類といった「エキゾチックアニマル」を家族に迎える方が増えています。
しかし、犬や猫と違って診療に対応できる動物病院が限られていたり、飼育方法がわかりにくかったりと、不安や疑問を抱えていらっしゃる飼い主様も多いのではないでしょうか。

そのような中、リアンアニマルクリニックでは、それぞれの動物種に合わせた丁寧な診療を行うことはもちろん、飼育環境の整え方や健康管理のポイントについても、わかりやすくアドバイスさせていただいております。

今回は、エキゾチックアニマルの診療について、獣医師の視点からわかりやすく解説していきます。

■目次
1.エキゾチックアニマルに多い代表的な病気とは?
2.検査方法と診断の難しさについて
3.治療について
4.エキゾチックアニマルの診療で大切にしていること
5.リアンアニマルクリニックの特徴
6.まとめ

 

エキゾチックアニマルに多い代表的な病気とは?


ここでは、ウサギやフェレット、ハムスター、小鳥、爬虫類といったエキゾチックアニマルに多く見られる代表的な病気をご紹介します。
体が小さく、症状がわかりづらいことも多いため、少しの変化にも気づいてあげることが早期発見につながります。

ウサギ
ウサギに多い病気には、食滞(しょくたい)と呼ばれる胃腸の動きが鈍くなる病気や、鼻炎(スナッフル)歯のトラブルなどがあります。
特に歯の疾患は、よだれや食欲不振の原因となりやすく、早めの対応が必要です。

食滞についてはこちらから
スナッフルについてはこちらから
歯のトラブルについてはこちらから

 

フェレット
フェレットには、インスリノーマ(膵臓の腫瘍)、副腎疾患、リンパ腫の3つが三大疾患とされています。
「最近元気がない」「ごはんを食べなくなった」「毛が抜けてきた」などの変化が見られたら、できるだけ早くご相談ください。

インスリノーマについてはこちらから

 

ハムスター
ハムスターでは、皮膚病、目の病気、腫瘍(がん)が多く、特に高齢になると腫瘍の発生率が高くなります。体が小さいため病気の進行が早いことも特徴です。

 

小鳥(インコなど)
小鳥に多いのは、そのう炎、メガバクテリア感染症、卵塞(らんそく)などです。
「羽を膨らませてじっとしている」「食べる量が減った」「卵が出てこない」などの症状は、体調不良のサインかもしれません。

 

爬虫類(カメ・トカゲなど)
爬虫類では、栄養バランスの偏りや温度、湿度といった環境の不適応が原因で病気になることが多く見られます。
また、診断や治療が難しいケースもあるため、日頃の飼育環境を整えることが何より大切です。

 

このほかにも、エキゾチックアニマルには多種多様な病気が存在します。
「なんとなく様子が変」「気になる行動がある」そんなときは、どうぞお早めに当院までご相談ください。

 

検査方法と診断の難しさについて


獣医師がセキセイインコ、ハムスター、ウサギを診察している様子。エキゾチックアニマルの診療を行う場面を描いたイラスト。

エキゾチックアニマルの診療では、犬や猫と比べて検査の選択肢が限られているという課題があります。

血液検査、レントゲン検査、超音波検査、口腔内のチェック、尿や便の検査などを行うほか、鳥類ではそのう検査といった特有の検査も必要になります。
ただし、これらの動物は体が非常に小さいため、採血や画像検査を安全に行うためには特別な配慮や技術が必要です。そのため、十分な情報を得るには、検査の方法やタイミングを慎重に選ぶ必要があります。

さらに、動物は本能的に体調不良を隠そうとする傾向が強く、飼い主様が気づいたときにはすでに病気が進行していることも少なくありません。

それでも当院では、飼い主様の「何かいつもと違うかも」という大切な気づきを受けとめながら、できる限りの検査と治療を行っています。

 

治療について


エキゾチックアニマルの治療では、注射や点滴、内服薬の投与、保温、酸素の補給などを行うのが一般的です。
ただし、体がとても小さくデリケートな動物が多いため、お薬の量や処置の方法にも細心の注意を払い、できる限り負担の少ない形で治療を進めていきます。

また、動物の体質や状態に応じて、必要に応じて漢方薬などの選択肢を取り入れることもあります。
それぞれの動物に合った方法で、安心して治療を受けてもらえるように努めています。

 

エキゾチックアニマルの診療で大切にしていること


ウサギやフェレット、ハムスター、小鳥、爬虫類などのエキゾチックアニマルは、本能的に体調不良を隠そうとする傾向があります。
そのため、飼い主様が症状に気づいたときには、すでに病気が進行してしまっているケースも少なくありません。
実際には、症状が出てから1週間以上経ってから来院されることもあり、カメなどでは1か月以上経過してから受診されるケースもあります。

ほとんどのエキゾチックアニマル、特に爬虫類では、体調不良の多くが飼育環境の不備に起因していることも多いです。
温度や湿度の管理、紫外線ランプの設置など、基本的な飼育条件を整えることが、健康維持に直結します。
当院では、診療時に飼育環境についてのアドバイスも行っておりますので、初めて飼う方も安心してご相談ください。

また、エキゾチックアニマルの中には、診察そのものがストレスになる動物も少なくありません。
そのため当院では、できるだけ負担の少ない診療方法を選び、動物たちの気持ちにも配慮しながら治療を進めています。

 

リアンアニマルクリニックの特徴


当院ではウサギ、フェレット、モルモット、ハムスター、インコ、カメ、トカゲなど、さまざまなエキゾチックアニマルの診療に対応しています。

獣医師は、10年以上にわたりエキゾチックアニマルの診療に携わってきた経験があり、勤務医時代から数多くの症例を診てきました。
また、国内外のセミナーへの参加や専門書の活用を通して、常に最新の知識と技術の習得に努めています。

エキゾチックアニマルは特に安心して診てもらえる動物病院が少ないのが現状です。そんな中で、この地域で暮らす飼い主様と動物たちの力になりたいという思いを大切に、日々診療にあたっています。

また、診察だけでなく、飼育環境の整え方や健康管理に関するご相談にも丁寧に対応しています。
「こんなこと聞いてもいいのかな?」ということでも、どうぞ遠慮なくご相談ください。
飼い主様と一緒に、動物たちが健やかに過ごせる日々を支えていきたいと考えています。

さまざまなエキゾチックアニマル(インコ、ウサギ、ハムスター、フェレット、トカゲ、カメなど)と獣医師が一緒に描かれ、『どんな動物もご相談ください』と話しているイラスト

 

まとめ


佐倉市でウサギ、フェレット、ハムスター、インコ、カメ、トカゲなどのエキゾチックアニマルを飼育されている飼い主様が、安心して相談できる動物病院として、リアンアニマルクリニックは日々診療にあたっています。

「なんとなく元気がないかも」「ちょっと気になる仕草がある」そんな小さな気づきが、大きな病気の予防につながることもあります。
どんなことでも構いませんので、気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。

 

千葉県佐倉市の動物病院なら「リアンアニマルクリニック」
診療案内はこちらから

初めての方はお電話からご予約を!
お電話番号:043-235-7835
予約可能時間:午前 9:00~12:00 / 午後 16:00~19:00  
水曜・祝日と日曜日の午後は休診となりますのでご注意ください。

受診歴のある方は下記から予約
WEB診療予約はこちら(受診歴のある方のみ)

■電車でお越し場合
ユーカリが丘駅・地区センター駅から徒歩6分

■車のお越し場合
駐車場5台完備
アクセスはこちらから

記事一覧へ