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【要注意】犬の「震え」が止まらない!てんかん・中毒・寒さ以外の原因とは2025年10月01日

愛犬が突然ぶるぶると震え出すと「寒いのかな?」「怒っているのかな?」と考えてしまう飼い主様も多いのではないでしょうか。

しかし、震えの背景には病気が隠れていることもあります。震えは寒さや興奮といった一時的な原因でも起こりますが、てんかんや中毒など、命に関わる病気のサインである場合もあるため注意が必要です。

今回は、犬の震えの種類や原因、緊急性の判断、動物病院での検査や治療の流れについて解説します。

■目次
1.犬の震えの種類と基本的な見分け方
2.緊急性の高い震えとその対処法
3.その他の病気による震え
4.動物病院での診断と検査について
5.震えの予防と日常的なケア
6.まとめ

 

犬の震えの種類と基本的な見分け方


犬の震えは、大きく以下のように分類されます。

<原因による分類>
・生理的な震え(寒さ、興奮、緊張・恐怖・不安など)
・病的な震え(てんかん、中毒、病気によるもの)

<部位による分類>
・全身にみられる震え
・部分的にみられる震え

持続時間や頻度による分類>
・長時間、あるいは頻繁にみられる震え
・短時間、あるいはまれにみられる震え

ご家庭で観察する際は「部位」「持続時間」「頻度」に注目しましょう。特に全身に長時間続く震えは何らかの病的な原因が隠れていることも考えられます。

これらの情報を客観的に獣医師に伝えるには、震えているときの様子を動画で撮影しておくことがポイントです。「苦しそうな姿を撮影するのはかわいそう…」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、診察時に動画をお見せいただくことで、愛犬の健康を守る大切な情報源となります。

 

緊急性の高い震えとその対処法


生理的な震えであれば環境を整えるだけで落ち着くこともありますが、以下のようなケースは緊急性が高いことが考えられるため、早急な受診が必要です。

犬の震えの緊急原因を示すイラスト|てんかん・中毒・低血糖・熱中症

てんかん
意識消失やけいれんを伴う神経の病気です。発作が起きている間は無理に体を押さえつけず、周囲の家具などにぶつからないようにスペースを確保してください。発作が落ち着いたら動物病院へ向かいましょう。

中毒
チョコレートやキシリトール、ブドウ、タマネギなどを誤食すると中毒を起こします。摂取量や種類によって症状は異なりますが、少量でも危険な場合があります。口にした可能性がある食品や包装の残りがあれば一緒に持参し、すぐに受診してください。

食中毒についてはこちらから

低血糖
子犬や小型犬で起こりやすく、ふらつきや虚脱、嘔吐などを伴います。自力で食べられる状態であれば砂糖水やブドウ糖をなめさせる応急処置が有効なこともありますが、ぐったりしている場合はすぐに病院での点滴が必要です。

熱中症
高温多湿の環境で発症し、体温が上昇して呼吸が荒くなる、ぐったりするなどの症状が出ます。応急的には脇や首の付け根を冷やし、風通しの良い場所に移動させてください。そのうえで速やかに受診しましょう。

熱中症についてはこちらから

 

その他の病気による震え


震えは、てんかんや中毒以外にもさまざまな病気で起こることがあります。代表的なものを紹介します。

神経の病気(てんかん以外)
脳や脊髄に異常があると、足のふらつきや歩き方の変化とともに震えが出ることがあります。震えに加えて「足がもつれる」「同じ方向に倒れる」などが見られたら注意が必要です。

脊髄・脊椎の病気についてはこちらから

ホルモンの病気
体のバランスを保つホルモンの異常でも震えが起こります。

甲状腺機能低下症:代謝が落ちて元気がなくなり、体重が増えやすく、寒さに敏感になるのが特徴です。

甲状腺機能低下症についてはこちらから

副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)お腹がふくらむ、水をよく飲む、毛が抜けやすいなどの症状を伴います。

副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)についてはこちらから

関節疾患や筋肉の痛み
関節炎や外傷、手術後の痛みなどでも、体をかばうように震えることがあります。「抱き上げるとキャンと鳴く」「階段を嫌がる」といった様子も目安になります。

関節炎についてはこちらから

高齢犬に多い認知症(認知機能障害)
夜中に鳴いたり、同じ場所をぐるぐる歩いたりする行動とあわせて、震えがみられることもあります。

認知症(認知機能障害)についてはこちらから

重要なのは「震えそのもの」だけでなく、一緒に出ている他のサインにも注目することです。

 

動物病院での診断と検査について


震えの原因を見極めるには、動物病院での診察が欠かせません。次のような検査を順序立てて実施し、原因を絞り込んでいきます。

▼問診
震えが始まった時期や頻度、どんな場面で起こるかをお聞きします。動画を見せていただけると、よりスムーズな診断につながります。

▼血液検査(体の内側の状態を確認)
血糖値やミネラルのバランス、炎症やホルモンの異常がないかを調べます。

▼神経学的検査(反射や動きの確認)
足を軽く触ったときの反応や、体の動き方を調べて、脳や脊髄に異常があるかを見ます。

▼画像診断(体の中を映して確認)
レントゲンやエコーで骨や臓器の状態を確認し、必要に応じてCTやMRIでさらに詳しく調べます。

検査の内容は一頭一頭に合わせて丁寧にご説明しますので、ご不安なことは遠慮なくご相談ください。

 

震えの予防と日常的なケア


震えの原因には、日頃のケアで予防できるものもあります。

・室温や湿度を快適に保つ
・関節に負担をかけないよう、床にカーペットを敷く、段差を減らす
・安心できる寝床を整え、ストレス要因を減らす
・普段の様子をよく観察し「いつもと違う」を見逃さない

そして何よりも大切なのは「定期的な健康診断」です。
震えの原因が隠れた病気によるものかどうかは、ご家庭での観察だけでは判断が難しい場合もあります。血液検査や画像診断を通して、目に見えない病気の早期発見につながります

リアンアニマルクリニックでは、今年も10月から秋の健康診断キャンペーンを実施します。ぜひこの機会をご活用ください。

秋の健康診断キャンペーンの詳細はこちらから

 

まとめ


犬の震えには、寒さや緊張など一時的なものもあれば、治療が必要な病気のサインである場合もあります。大切なのは愛犬の小さなサインを捉えて、できるだけ早めに専門家に相談することです。

また、日々の観察に加えて、定期的な健康診断を受けることで、目に見えない病気の早期発見につながります。気になることがあれば、どうぞお気軽に当院までご相談ください。

 

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